真面目(読み)シンメンボク

  • しんめんもく
  • まじめ

デジタル大辞泉の解説

[名・形動]しんめんもく(真面目)」に同じ。
「一夕医話(いっせきいわ)等と趣を殊(こと)にした、―な漢蘭医法比較研究」〈鴎外渋江抽斎
[名・形動]
人や物事の本来のありさまや姿。真価。しんめんぼく。「真面目を発揮する」「真面目を保つ」
まじめであること。また、そのさま。しんめんぼく。
「此(か)くも―な煩悶の為に…猶(なお)故郷へは帰らず」〈荷風あめりか物語
[名・形動]《「まじ」は「まじまじ」の「まじ」と同じか》
うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「真面目な顔」「真面目に話をする」
真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「真面目な人柄」「真面目に暮らす」
[派生]まじめさ[名]

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大辞林 第三版の解説

しんめんもく真面目
名 ・形動 [文] ナリ 
しんめんぼくとも
本来の姿。ありのままの姿。真価。 -を発揮する
まじめである・こと(さま)。実直。 くも-な煩悶の為めに/あめりか物語 荷風
名 ・形動 [文] ナリ 
本気であること。真剣であること。また、そのさま。 -な顔になる -に働く
誠意のこもっていること。誠実であること。また、そのさま。 -な人 -な人柄
[派生] -さ

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

① そのものの本来のありさまやすがた。真価。しんめんぼく。
※蘭東事始(1815)下「西洋所説の臓腑・経絡・骨節等、其既に知所を以て、大凡は、其真面目を語り示せる程にはなりたり」
※滑稽本・浮世床(1813‐23)二「瞽女(ごぜ)のうたふ越後節の真面目(シンメンモク)はこれでございだ」 〔蘇軾‐題西林壁詩〕
② (形動) まじめであること。また、そのさま。実直。真摯。しんめんぼく。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)初「何か真面目(シンメンモク)になって謀(たばか)るぜ」
〘名〙 (形動)
① 真剣な顔つきであること。本気であること。また、そのようなさま。
※仮名草子・仁勢物語(1639‐40頃)下「これやこの我にあふみの鏡山とらへはすれどまじめなる顔」
② 誠実であること。まごころがこもっていて、飾りけがないこと。誠意があること。また、そのようなさま。
※安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉二「こんのめりやすのもも引、白たび、ごくまじめなこしらへ」

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