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理気説 りきせつLi-qi-shuo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

理気説
りきせつ
Li-qi-shuo

中国,南宋の朱子によって大成された学説。朱子は,仏教の理事の論などに触発されながら,程頤 (ていい) の「」説,張載 (ちょうさい) の「」論などを統合し,きわめて完結性の高い壮大な体系をつくり上げた。

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世界大百科事典 第2版の解説

りきせつ【理気説 Lǐ qì shuō】

理と気の関係をめぐる中国思想史上の学説。は事物の法則性をあらわす概念として先秦時代から使われ,も古代以来,事物を形づくりそれに生命を与えるガス状の物質と考えられ,中国人にはきわめてなじみ深いものであった。とくに道教や中国医学では,病は体内をめぐる気の不調によって生じるとされ,その気をコントロールすることで長命が得られるとした。しかし,気を自覚的にその哲学体系に組み込み,気の存在論を作りあげたのは北宋の張載(横渠(おうきよ))が最初であり,気に対して理を立て,理と気によって世界をとらえようとしたのも同時代の程頤(ていい)(伊川)にはじまる。

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世界大百科事典内の理気説の言及

【悪】より

…したがって荀子の性悪説は,孟子の説の一面を補うものである。孟子の良心論に影響を受けた宋学の理気説では,人間の本性に〈本然の性〉(理)と〈気質の性〉(気)を区別するが,前者は良心,後者は放心に当たると言っていいであろう。儒教の人間観では,放心や〈気質の性〉を克服し努力してゆくことによって,良心や〈本然の性〉の働きが強くなり,人は君子や聖人と呼ばれるような完全な状態に近づいてゆくと考える。…

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