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田子の浦 たごのうら

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大辞林 第三版の解説

たごのうら【田子の浦】

静岡県、駿河湾の富士川河口付近の海辺。古来、富士山を望む景勝地。⦅歌枕⦆ 「 -に打出でてみれば白妙しろたえの富士の高嶺に雪はふりつつ/新古今

出典|三省堂
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日本の地名がわかる事典の解説

〔静岡県〕田子の浦(たごのうら)


静岡県東部、駿河(するが)湾に注ぐ富士(ふじ)川河口東側の砂丘海岸。富士川河口の扇状三角州によって形成された砂丘海岸で、現在は1961年(昭和36)に完成した掘り込み式港湾の田子の浦港の名があるが、歴史的には現在の富士川河口西岸、静岡市清水(しみず)区に属する旧蒲原(かんばら)町あたりも含めた名称だった。富士川自体が古代には沼津(ぬまづ)市西部の浮島(うきしま)沼(のちの浮島ヶ原)に注いでいたので、田子の浦は西の蒲原から東は沼津市街地南縁の千本(せんぼん)松原付近まで約20kmの砂丘海岸を指した可能性もある。富士山の眺望がよく、『万葉集』の山部赤人(やまべのあかひと)の歌をはじめ、多くの詩歌・紀行文に登場する。背後は紙パルプ工業主体の岳南(がくなん)工業地帯で、田子の浦港重要港湾に指定。かつてはパルプ工場などから排出されるヘドロ公害が問題になった。

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