日本歴史地名大系 「田部村」の解説
田部村
たべむら
田部川が
「和名抄」記載の郷名に田部があり、その領域に含まれていた。上田部村の独立は江戸時代中期以降である。地名の由来を「地下上申」は、往古「和泉庄」といったが、のちに田畠が開かれ人家もできたので、田部村というようになったと記す。しかしかつてこの辺が和泉庄とよばれた史料的裏付はない。
正平一九年(一三六四)南朝方の足利直冬は益田兼見に田部郷三分一地頭職を次のごとく宛行っている(益田家什書)。
また田部郷には地名を名乗った田部氏がおり、村内
田部村
たべむら
田部村
たべむら
田部村
たべむら
田部村
たべむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報