コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

器用 キヨウ

2件 の用語解説(器用の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

き‐よう【器用】

[名・形動]
からだを思うように動かして、芸事・工作などをうまくこなすこと。また、そのさま。「手先が器用だ」「器用に箸(はし)を使う」
要領よく、いろいろな物事を処理すること。また、そのさま。「何事も器用にこなす」
抜けめなく立ち回ること。また、そのさま。「世渡りが器用だ」
不平不満なく、受け入れること。いさぎよいこと。また、そのさま。
「なんにも言わずに、―に買っときなさい」〈里見弴多情仏心
「気遣ひしやるな、逃げはせぬと、もっとも―な白状」〈浄・淀鯉〉
すぐれた才能のあること。また、その人。
「武家の棟梁(とうりゃう)と成りぬべき―の仁(じん)」〈太平記・一三〉
[派生]きようさ[名]

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

きよう【器用】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
細かい仕事を巧みにやりとげる・こと(さま)。 「手先の-な人」 「 -者」
何事をも巧みにやりとげる・こと(さま)。 「何でも-にこなす」 「 -貧乏」
要領よく、抜け目なく立ち回る・こと(さま)。 「政界を-に泳ぎ回る」
▽↔ 不器用
役に立つ才能のあること。また、その人。 「武家の棟梁となりぬべき-の仁出来いできて/太平記 13
いさぎよいこと。潔白であること。 「逃げはせぬと、尤もつとも-な白状/浄瑠璃・淀鯉
容貌。人柄。 「遠国侍なれども、-・骨柄こつがら尋常なる人かなと感じけり/御伽草子・猿源氏」
[派生] -さ ( 名 )

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の器用の言及

【恩地】より

…こうした恩地は平安時代末から武家社会を中心に広くみられるが,鎌倉幕府はこれについて詳しい規定を定めている。とくに恩地を奉公義務の負担能力(これを器量とか,器用とかいった)のない者に売ったり譲渡したりしてはならないと規定した部分は恩地の性格をよく示している。また有名な永仁の徳政令が御家人から凡下に売られた土地は無償で御家人にもどされると規定したのも,恩地の性格に起因していると言えよう。…

※「器用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

器用の関連キーワード苛立ち快調動作人を思うは身を思う不随身悶える身を任せる療養擦付く制御

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

器用の関連情報