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癌性腹膜炎 がんせいふくまくえん cancerous peritonitis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

癌性腹膜炎
がんせいふくまくえん
cancerous peritonitis

厳密な意味での腹膜炎ではないが,癌細胞による腹膜の刺激症状をいう。胃,腸,膵,子宮,卵巣などの癌からの転移が最も多い。症状は,腹部膨満感や腹水,さらに進むと腸閉塞の症状,体重減少,貧血,悪液質が現れる。

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百科事典マイペディアの解説

癌性腹膜炎【がんせいふくまくえん】

腹膜に結節や腫瘍(しゅよう)が発生し,腹水がたまるもの。原発性のものは少なく,胃,腸,卵巣などの近接臓器のが腹膜へ波及して多数の小結節,腫瘤(しゅりゅう)が形成されるものが多い。

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世界大百科事典内の癌性腹膜炎の言及

【癌】より

…胃壁を越えて後腹膜を浸潤し,神経叢の周辺を侵すと,耐えがたい痛みを生じる。癌が腹腔に広がったのが癌性腹膜炎である。水が貯留して腹が突出したり,腸管が癒着し合い,腸閉塞などを起こす。…

【大腸癌】より

…大腸腺腫症や潰瘍性大腸炎に合併することもある。大腸癌は腸壁を破ったのち隣接臓器に直接に浸潤し,さらに漿膜,腹膜への伝搬(癌性腹膜炎),リンパ節転移,さらに門脈を介して肝臓,肺,副腎,腎臓,膵臓,骨などへの血行転移がみられる。
[大腸癌の症状]
 早期大腸癌は無症状で,たまたま注腸X線検査,内視鏡検査,生検,ポリペクトミー(ポリープ切除術)などで発見される。…

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