百五銀行(読み)ひゃくごぎんこう(英語表記)The Hyakugo Bank, Ltd.

共同通信ニュース用語解説 「百五銀行」の解説

百五銀行

津市本店を置く地方銀行。1878年創立。2015年3月末の単体の預金残高は4兆4144億円、貸出金残高は2兆8180億円で、ともに三重県内で最大。15年3月期の連結純利益は106億円。三重県内を中心に約130店舗を展開、このうち愛知県内に約20店舗を置く。シンガポールタイ中国にも駐在員事務所がある。

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百科事典マイペディア 「百五銀行」の意味・わかりやすい解説

百五銀行[株]【ひゃくごぎんこう】

三重県を地盤とする地銀中位行。県の指定金融機関。1878年第百五国立銀行が創業。1897年百五銀行に改称。その後,県下の銀行を合併・買収し,現在の姿となる。1985年エレクトロニック・バンキング一環として,地方銀行で初の銀行POSによる〈カードショッピングサービス〉を開始。地元重視の堅実経営で知られる。本店津市。2011年資本金200億円,2011年3月期経常収益831億円。売上構成(%)は,中小企業等向け59,住宅・消費者向け22。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「百五銀行」の意味・わかりやすい解説

百五銀行
ひゃくごぎんこう
The Hyakugo Bank, Ltd.

地方銀行。三重県のリーディングバンク。1878年に第百五国立銀行として創業。1897年第百五国立銀行の営業を継承し,株式会社に改組して普通銀行の百五銀行として発足。1952年外国為替業務,1985年債権ディーリング業務開始。1991年にはニューヨーク支店(1999廃止),シンガポール駐在員事務所を開設し,国際化戦略をとる。2000年三重県信用組合の事業を譲り受ける。2003年上海,2012年バンコクにも駐在員事務所を開設した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「百五銀行」の解説

百五銀行

正式社名「株式会社百五銀行」。英文社名「The Hyakugo Bank, Ltd.」。銀行業。明治11年(1878)「第百五国立銀行」設立。同30年(1897)普通銀行に転換し株式会社化。本店は津市岩田。地方銀行。三重県指定金融機関。資金量は県内トップクラス。東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード8368。

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