石堂清倫(読み)いしどう きよとも

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石堂清倫」の解説

石堂清倫 いしどう-きよとも

1904-2001 昭和時代の社会運動家。
明治37年4月5日生まれ。東京帝大在学中は新人会で活動。昭和2年共産党に入党,翌年の三・一五事件で検挙される。18年第2次満鉄事件で入獄。戦後再入党し,「レーニン全集」などの翻訳従事構造改革論を主張して36年除名された。のち共産主義労働者党の結成に参加。イタリア共産党の構造改革論やトリアッティなどの紹介で知られる。平成13年9月1日死去。97歳。石川県出身。著作に「現代革命と反独占闘争」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android