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磐座・磐境 いわくらいわさか

世界大百科事典 第2版の解説

いわくらいわさか【磐座・磐境】

祭りに際して神が降臨する岩石もしくは石を築きめぐらした一定の場所のこと。社殿建築以前の古代祭祀における祭場という説が有力。奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社は,現在も社殿がなく三輪(みわ)山を神体とすることで有名であるが,山内の禁足地にたくさんの磐座群がある。また各地の神社に降臨石・影向(ようごう)石などが残っているが,これも磐座の一種である。愛知県の尾張大国霊神社,長野県の生島足島(いくしまたるしま)神社,石川県の気多(けた)神社などには,大きな石を環状に並べた遺跡があり,磐境祭祀のなごりともいわれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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