仏事の法具名。天台系ではライバン,真言系ではライハンというなど,宗派により読み方が違う。法要の中心となる大壇(だいだん),護摩壇などの壇の前に据える導師の座席。高さ約30cmの箱形の座席で,上に半畳と称する正方形の畳を置く。礼盤の左側には脇机(わきづくえ)を置き,柄香炉(えごうろ),洒水(しやすい)に用いる洒水器・散杖,身を清める塗香器(ずこうき)などを置く。右側には通常,磬(けい)を釣った磬架(けいか)を置くが,護摩供(ごまく)では脇机を置き,炉に焚く護摩木(ごまぎ)(壇木(だんもく)と乳木(にゆうもく))・箸・扇(火をあおぐ)などと,磬に代わる打鳴(うちならし)を置く。そのほか,法要の種類によって礼盤周囲の備えが変わる。
執筆者:横道 万里雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新