コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

神津牧場(読み)コウヅボクジョウ

百科事典マイペディアの解説

神津牧場【こうづぼくじょう】

群馬県西部,甘楽(かんら)郡下仁田町にある牧場。長野県境をなす物見山,荒船山の東麓,標高1100〜1200mの地で,面積約5km2。1887年長野県佐久の神津邦太郎が開設,乳牛のほか馬,羊も飼育。近年ハイキング適地としてにぎわい,牛乳ぶろは有名。
→関連項目荒船山下仁田[町]妙義荒船佐久高原国定公園

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こうづぼくじょう【神津牧場】

群馬県下仁田町にある約600haの民間牧場。軽井沢の南約10km,物見山の東斜面に広がる。明治政府の大農経営の政策にそい,神津邦太郎が1887年に開く。その後経営者が転々とし1945年から財団法人となる。ジャージー種,ホルスタイン種の乳牛,ヤギなどが放牧され,スイスのチロル地方を思わせる景観をつくる。宿泊施設,スケートリンクもあり,行楽地として知られる。【田中 正大】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

こうづぼくじょう【神津牧場】

群馬県下仁田町にある牧場。1887年(明治20)、長野県佐久の神津邦太郎が開設。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

神津牧場
こうづぼくじょう

群馬県南西部、物見(ものみ)山の東麓(とうろく)にある山地牧場。甘楽(かんら)郡下仁田(しもにた)町に属する。標高1100メートル内外の緩斜地で面積387ヘクタール。夏は冷涼で、所々に湧泉(ゆうせん)や渓流がある。1887年(明治20)西隣の長野県北佐久(きたさく)郡志賀(しが)村(現、佐久市)の神津邦太郎(こうづくにたろう)が開設。開設以来乳牛のジャージー種を放牧して、牛乳を軽井沢に、バターを東京に出荷、その後経営者が変わっても神津牧場の名は変わらず、引き続いてジャージー種を主にヒツジ、ウマを加えて放牧し、冬だけ舎飼(しゃがい)している。夏の放牧風景がアルプスのチロール地方に似ているといわれ、世俗を脱した景観に魅力がある。牛乳風呂(ぶろ)が有名。妙義荒船(みょうぎあらふね)佐久高原国定公園内にあり、南方に荒船山があり、下仁田から市野萱(いちのかや)までバス45分、下車後徒歩1時間半。西側に妙義荒船林道が通じる。神津牧場―八風(はっぷう)山―軽井沢へのハイキングコースがある。[村木定雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android