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秋山郷 あきやまごう

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

秋山郷
あきやまごう

長野県北東端,栄村南部一帯の地域。中津川の谷にあり,四方を山に囲まれる。豪雪地にあって交通が不便なため,冬季は雪に閉ざされる。 1960年代まで焼畑耕作が行われ,秘境と呼ばれてきたが,電源開発や観光を目的に道路が整備され,生活様式も変化した。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

秋山郷

長野・新潟両県にまたがる12集落の一帯を指す。南にある長野側の5集落は苗場山や鳥甲山、佐武流山といった2千メートル級の山々に囲まれ、中津川沿いに民家や温泉宿が細長く寄り集まる。源頼朝に敗れた平家の残党が逃れ住んだという落人伝説もある。長野側は124世帯、272人が住む(1月末現在)。高齢化率は約54%。

(2009-02-07 朝日新聞 朝刊 長野全県 2地方)

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デジタル大辞泉の解説

あきやま‐ごう〔‐ガウ〕【秋山郷】

新潟県西部と長野県北部にまたがる山村。信濃川支流の中津川沿いに位置する。平家落人(おちうど)の郷(さと)として知られる。日本有数の豪雪地帯

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世界大百科事典 第2版の解説

あきやまごう【秋山郷】

長野・新潟県境の苗場山や鳥甲(とりかぶと)山などを刻んで流れる中津川渓谷にある山地集落。行政的には,長野県下水内郡栄村に属する切明(きりあけ),和山,上ノ原,屋敷,小赤沢の5集落,新潟県中魚沼郡津南町に属する大赤沢,中ノ平,前倉,上結東(かみけつとう),見倉,清水川原,逆巻(さかさまき),穴藤(けつとう)の8集落からなっている。鈴木牧之の《秋山記行》で著名である。伝承によると平家の落人集落であるというが,上州から野反湖経由で入った新田系の隠田百姓村だという説もあり,定かではない。

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大辞林 第三版の解説

あきやまごう【秋山郷】

新潟県と長野県の県境近くを流れる中津川流域を占める秘境。江戸後期、鈴木牧之は流域の村落の風物・風俗・言語などを調査して「秋山記行」を著した。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔新潟県(長野県)〕秋山郷(あきやまごう)


新潟・長野両県境、中津(なかつ)川流域の汎称(はんしょう)。長野県栄(さかえ)村と新潟県津南(つなん)町にまたがる。平家の落人(おちゅうど)伝説や熊曳(くまひ)き歌などが伝わる古い民俗の宝庫。電源開発などで道路が開通、秘境的な雰囲気をもつ観光地に発展。屋敷(やしき)・切明(きりあけ)などの温泉が探勝の拠点。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

秋山郷
あきやまごう

新潟・長野県境の中津(なかつ)川上流にある隔絶仙境。行政的には、下流の結東(けっとう)、前倉(まえくら)、大赤沢までが新潟県中魚沼(なかうおぬま)郡津南(つなん)町で、上流の小赤沢、屋敷(やしき)、切明(きりあけ)は長野県下水内(しもみのち)郡栄(さかえ)村に属する。江戸時代、越後(えちご)国塩沢(しおざわ)(現南魚沼市)の鈴木牧之(ぼくし)の『秋山記行』で一躍有名となった秘境で、平家の落人(おちゅうど)が住み着いたといわれる。津南町大割野(おおわりの)から中津川峡谷の難所を経て、小赤沢まで夏場はバスの便もあり、苗場(なえば)登山口の裏口にもなっている。明治以前は、米はとれず、ヒエ、アワ、豆類などの焼畑耕作と、トチの実、クリ、山菜が常食であった。昔の衣食住生活がいまも残されており、「民俗の宝庫」といわれている。屋敷にはその民俗資料館もある。そのほか、屋敷、和山(わやま)、切明には温泉がある。また、1937年(昭和12)ごろから東京電力の中津川電源開発が始まり、切明ダムの建設工事で道路開発が進み、現在は秋山郷保養観光レクリエーション地帯として、自動車で回ることができる。[山崎久雄]
『鈴木牧之著『秋山記行』全2巻(復刊・1972・野島出版) ▽鈴木牧之著『秋山記行・夜職草』(平凡社・東洋文庫)』

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世界大百科事典内の秋山郷の言及

【魚沼地方】より

…全国有数の豪雪地帯(積雪量は平年で3m)で,昭和初めに通じた上越線沿線に多くのスキー場が開設され,1980年代には鉄道,道路が急速に便利になって温泉と相まって観光開発が進められている。湯沢温泉は川端康成の《雪国》の舞台であり,秋山郷は塩沢出身の鈴木牧之(ぼくし)の《秋山記行》で知られ,山村生産用具は民俗文化財に指定されている。【磯部 利貞】。…

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