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…そして,勅撰漢詩集があいついで編纂された9世紀の前半には,日本でも類書の編纂が行われた。淳和天皇の勅を受けた滋野貞主(しげののさだぬし)が広く中国の典籍を渉猟してまとめた《秘府略(ひふりやく)》1000巻がそれであるが,現存するのは2巻のみで全容はわからない。平安時代も中期に入ると,中国への関心とともに日本を対象化してとらえようとする動きがみられるようになる。…
… こうした類書は日本にもいち早く将来されて,日本の学術文化に与えた影響は大きい。例えば亮阿闍梨兼意の《宝要抄》《香要抄》《薬種抄》《穀類抄》は,《修文殿御覧》から,栄西の《喫茶養生記》は《太平御覧》から孫引きすることによって編まれたのであり,《秘府略》も今日では逸書となった《文思博要》を藍本としていると考えられる。さらにいえば,《太平御覧》は,藤原道長が日課として読んだ書であったし,平清盛は《太平御覧》を独占的に輸入して,これを皇族や高僧に寄贈することによって影響力を強めたといわれる。…
※「秘府略」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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