デジタル大辞泉 「築く」の意味・読み・例文・類語 き‐ず・く〔‐づく〕【築く】 [動カ五(四)]《「城き築つく」の意》1 土石などを積み上げてつくる。「堤防を―・く」2 体制・地位・財産などをしっかりとつくる。「政界に確固たる地位を―・く」「巨万の富を―・く」[可能]きずける[補説]本来は、土や石などを積み重ね、固めてつくる意の「杵き築つく」で、この「杵」が後に「城き」と意識されてできた語か。[類語]作る・拵える・仕立てる・形作る・作り出す・作り上げる・仕立て上げる・誂える つ・く【▽築く】 [動カ五(四)]《「突く」と同語源》土や石を積みあげてつきかためる。きずく。「公儀にても品川の海に台場を―・き」〈露伴・寝耳鉄砲〉「御諸みもろに―・くや玉垣斎つき余し」〈記・下・歌謡〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例