共同通信ニュース用語解説 「精子バンク」の解説
精子バンク
無精子症など男性側に不妊の原因がある夫婦が子どもを持つために利用できるよう、第三者から提供された精子を収集・保管する組織。提供された精子は機能や感染症などを検査した後、凍結保存する。日本産科婦人科学会は匿名で提供された精子による人工授精を12施設で認め、年100人前後が生まれているとされる。この枠組みとは別に、みらい生命研究所など2施設が匿名に限らない精子提供者の募集を始めた。近年はデンマークにある世界最大の運営企業が日本に相談窓口を開設、夫が無精子症の女性に加え、子どもを持ちたい独身女性や性的少数者らが利用する。
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