素っ破(読み)スッパ

デジタル大辞泉 「素っ破」の意味・読み・例文・類語

すっぱ【素っ破/透っ波】

戦国時代武家野武士野盗であった者を取りたてて使った間者乱波らっぱ。忍びの者。
ぬすっと。すり。かたり。
「それがしは京田舎走りまはって、かくれもなき―ぢゃ」〈虎清狂・禁野
うそ。うそつき。
男たらしの―より」〈浄・廿四孝
[類語]忍者忍び忍術忍法忍びの者間者くノ一乱波らっぱ探偵密偵間諜回し者隠密スパイ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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