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細川ちか子 ほそかわ ちかこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

細川ちか子 ほそかわ-ちかこ

1905-1976 昭和時代の舞台女優。
明治38年12月31日生まれ。築地(つきじ)小劇場をへて昭和4年新築地劇団を創設。9年新協劇団の結成に参加,「アンナ・カレーニナ」などで好評をえる。戦後は劇団民芸の中心的女優となり,「セールスマンの死」のリンダ役で紀伊国屋(きのくにや)演劇賞。昭和51年3月20日死去。70歳。東京出身。香蘭(こうらん)女学校卒。本名は横田冬。
【格言など】最後の時間まで努力する。それが人間なんだよ(最期の言葉)

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典内の細川ちか子の言及

【新協劇団】より

…1934年左翼劇場の解散など,弾圧を受けるプロレタリア演劇運動の危機のなかで,新劇団の大同団結を提唱する村山知義(ともよし)の呼びかけに応じ,旧左翼劇場のメンバーを中核に新築地劇団からの参加者も加えて組織された。文芸・演出部の村山,久保栄(さかえ)を中心に,滝沢修,小沢栄太郎,細川ちか子(1905‐76),三島雅夫(1906‐73)らの演技陣によって,島崎藤村原作《夜明け前》,久保栄作《火山灰地》,久板(ひさいた)栄二郎作《北東の風》,真船(まふね)豊作《遁走譜(とんそうふ)》など社会主義リアリズムの力作を次々に上演し,第2次世界大戦前の新劇活動において一時期を画したが,40年8月19日,関係者の一斉検挙にあい,国家権力により強制的に解散させられた。 第2次大戦後,村山が再建にのりだし,46年2月には再建第1回公演を持った。…

【丸山定夫】より

…築地小劇場分裂後の29年(昭和4)土方与志(ひじかたよし),山本安英らと新築地劇団を結成した。しかし,妻で女優の細川ちか子(1905‐76)の結核療養費を得るため,一時エノケンに助けられて福田良介の芸名でエノケン一座に出演,のち同劇団に復帰して,社会主義的新劇の確立に尽くし,モリエール喜劇や三好十郎作品で好演した。弾圧による劇団解散後の42年,徳川夢声らと苦楽座を結成し,杉村春子と《無法松の一生》を共演し傑出した演技をのこした。…

※「細川ちか子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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