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細網組織 さいもうそしき reticular tissue

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

細網組織
さいもうそしき
reticular tissue

脾臓,リンパ節,骨髄などの造血組織や胸腺などにみられる結合組織の一種。細網内皮系の主要部分である。基本細胞は,表面に銀好性の細網線維をもつ細網細胞で,長い突起があり,互いに網状に結合しており,その網目の間にはリンパ球を主とする各種の血球をつくる芽細胞が充満している。

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百科事典マイペディアの解説

細網組織【さいもうそしき】

主としてリンパ節,脾(ひ)臓・骨髄などの造血器官,血管の周囲,腺の内部などに存在する結合組織の一種で,それらの臓器の骨組みをなす。細網細胞という星状の細胞が,突起部分で互いに連なって細かい繊維の網をつくり,その網の目にリンパ球,白血球その他の自由結合組織細胞が入っている。
→関連項目炎症細網内皮系

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世界大百科事典 第2版の解説

さいもうそしき【細網組織 reticular tissue】

細網繊維reticular fiberが網を形成し,網目に細網細胞reticulum cellその他の結合組織細胞が散在し,基質と組織液が存する組織をいう。リンパ節,脾臓,肝臓の洞様毛細血管の外側(ディッセ腔Disse space),骨髄などがこれに属する。細網繊維膠原繊維(こうげんせんい)のとくに細いもので銀に染まる。上述の器官を渡銀染色すると細網繊維の網をみることができる。細胞成分として種々の結合組織細胞がみられるが,共通なものは細網繊維を作ったと考えられる細網細胞である。

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