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結晶化学 ケッショウカガク

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デジタル大辞泉の解説

けっしょう‐かがく〔ケツシヤウクワガク〕【結晶化学】

結晶を構成する原子の配列と、化学的性質との関連を研究する化学の一部門。

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大辞林 第三版の解説

けっしょうかがく【結晶化学】

結晶の化学的性質を扱う化学の一部門。 X 線を用いた結晶の原子的構造の解析、結晶の物性と構造との関係、結晶の関与する化学反応などについて研究する。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

結晶化学
けっしょうかがく
crystal chemistry

結晶における化学組成化学結合、原子や分子の存在状態などを結晶構造との関連のうえで研究する化学の一分野。結晶構造の解析によって蓄積された実験結果に基づき、1926年にノルウェーの鉱物学者ゴルトシュミットは、イオン結晶におけるイオン半径の概念を確立し、1930年代にはアメリカポーリングによって結晶構造・分子構造と化学結合との関係が示された。その後、金属、合金、ケイ酸塩有機化合物についても研究が進められ、20世紀後半に至って酵素や核酸(DNA)などの生体関連物質の複雑な結晶構造の解析も行われるようになった。また、構造解析のみにとどまらず、結晶の光学的、電気的、磁気的、熱的性質と化学組成あるいは化学結合性との関連を調べる物性化学的研究への発展もみられている。
 結晶化学の研究態度が物質指向的であるのに対し、化学組成と結晶形態あるいは結晶構造との関連を、結晶構造解析法の改良、開発を含めて理論的に扱う学問を化学結晶学とよぶこともある。しかし、両者の区別はかならずしも明確とはいえず、化学と結晶学の境界付近で、どちら側により近いかを示すものにすぎないともいえる。[岩本振武]

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