綾踊(読み)あやおどり

世界大百科事典 第2版の解説

あやおどり【綾踊】

(1)民俗舞踊の一種。30cmほどの竹に色紙を巻き両端に房を付けた綾竹を両手に持って拍子をとりつつ踊る。和歌山県新宮市三輪崎の鯨踊,神奈川県三浦市三崎のチャッキラコ,岐阜県大野郡宮村の神代踊などに残る。風流(ふりゆう)踊(風流)のうち踊り手が千鳥掛けに入れかわる曲を称するところもある。(2)歌舞伎舞踊でも《小原女》などに綾竹を用いる振りが残るが《子守》などでは赤白布を綾に巻いた長い一本棒を用いる。【山路 興造】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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