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締約強制 テイヤクキョウセイ

デジタル大辞泉の解説

ていやく‐きょうせい〔‐キヤウセイ〕【締約強制】

特定の契約の締結が法律によって強制されていること。電気・ガス・水道などの公益事業者が契約申し込みに対して応需義務を有するなど。契約強制。

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世界大百科事典 第2版の解説

ていやくきょうせい【締約強制】

契約の締結が法律によって強制されることをいう。契約自由の原則(〈私的自治の原則〉の項参照)の例外であるが,生活必需の物資やサービスの提供を独占する者に対し,その提供と平等取扱いの義務を課する手段として法定されている。たとえば,道路運送法15条は,運送の申込みが運送約款によらないものであるときなど一定の場合を除き,運送の引受けを拒絶してはならないと規定し(鉄道営業法6条,ガス事業法16条,水道法15条,電気事業法18条も同旨),この公法上の義務に違反したときは罰則の適用がある(道路運送法130条3号,鉄道営業法25条等)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ていやくきょうせい【締約強制】

法律によって特定の契約の締結が強制されていること。医師や公証人などの公益的職務者や電気・ガス・鉄道などの独占的公益事業者が契約申し込みに対して応需義務を有するのがその例。契約強制。

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世界大百科事典内の締約強制の言及

【運送契約】より

…また運送契約は,公衆に対して多数締結される大量取引であるから,普通契約条款や営業規則による取引の方式がとられている(運送約款)。鉄道・軌道・自動車運送事業・旅客定期航路事業では,原則として運送の引受けを拒絶することができず,締約強制となっており,また運送賃等の運送条件については公示義務が課せられ,公的監督が加えられている。 運送契約において運送を引き受ける者は,運送人である。…

※「締約強制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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