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胴上げ/胴揚げ ドウアゲ

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デジタル大辞泉の解説

どう‐あげ【胴上げ/胴揚げ】

[名](スル)大勢で、人のからだを横にして何回も空中に投げ上げること。多くは、祝福するときなどに行うが、制裁やいたずらの気持ちですることもある。「監督を―する」

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世界大百科事典 第2版の解説

どうあげ【胴上げ】

おおぜいの人が1人の身体を横にかかえて空中に高く投げ上げること。〈胴に上げる〉〈胴に突く〉〈胴を打たす〉ともいう。今日ではスポーツ競技での勝者,結婚式での新郎,入学試験の合格者などを祝福して行われる江戸時代には12月13日の媒(すす)払いや節分などに御祝儀といって女中を胴上げにしたり,年男を胴上げにする風習があり,また江戸城の大奥でも煤払いの夜に中年寄や御中﨟(ちゆうろう)が仲間から胴上げにされることがあった。

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大辞林 第三版の解説

どうあげ【胴上げ】

( 名 ) スル
喜びや祝福を表すために、大勢の人間が祝福される人の体を抱え上げて何度も空中に投げ上げること。 「優勝監督を-する」
江戸時代、年末の媒すす払いなどに祝儀と称してと同様のことをしたこと。また、制裁としても行われた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

胴上げ
どうあげ

多くの人が群がって、1人の人の体を横にして、何度も空中に投げ上げること。主として祝福の表現として行われ、いまではスポーツの優勝チームの間などにみられる。在来の習俗としては、神事にあたって新たに神役についた人を胴上げする例が知られており、江戸時代には12月13日の煤(すす)払いのあと、祝儀として主人以下一同の胴突き(胴上げのこと)をしたり、おもしろ半分に女中などを胴上げすることがあった。『甲子夜話(かっしやわ)』(1821~41)によると、節分の日に年男を務める者を婦女たちが「胴に揚げる」ことがあったという。類似習俗としては、舟おろし(進水式)のときに舟主を海に投げ込むとか、神役を肩車したり背負ったりして土を踏ませないなどがある。胴上げの由来に関しては明確でなく、〔1〕喜びの表現、〔2〕神聖説、〔3〕神聖の変形としての制裁や追放、〔4〕俗から聖への過渡移行の儀礼、などが考えられる。諸民族の習俗との比較も必要である。[井之口章次]

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