六訂版 家庭医学大全科 「脊髄空洞症」の解説
脊髄空洞症
せきずいくうどうしょう
Syringomyelia
(脳・神経・筋の病気)
どんな病気か
脊髄の中心部に
原因は何か
空洞のできる詳しいメカニズムはまだよくわかっていません。脊髄空洞症を原因により大きく分類すると、①キアリ奇形(小脳の下端が
症状の現れ方
症状の現れ方は、空洞の大きさや長さによって異なります。
上肢にみられる感覚障害には特徴があり、
空洞が
検査と診断
診断には
治療の方法
感覚障害などの症状に対しては、薬剤による対症療法を行います。キアリ奇形に伴う脊髄空洞症の場合は、
しかし、症状がある程度以上進行してしまったあとで手術をしても有効でない場合が多いので、早期に診断して治療することが大切です。
吉井 文均
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報