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脱毛剤 だつもうざい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

脱毛剤
だつもうざい

わきの下やすねなどの毛を除去する衛生用品の一種。角質を溶解する硫化アルカリ剤が使用されることが多いが,そのままでは皮膚角質も溶解するので,トラガントなどの緩和剤を混ぜて用いる。オキシフルなどの酸化剤を使用することもあるが,効果は少い。いずれも作用は一時的である。使用にあたっては,皮膚に傷などがある場合は避け,使用した個所はあとを十分に洗いぬぐう必要がある。

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デジタル大辞泉の解説

だつもう‐ざい【脱毛剤】

からだのむだ毛を取り除くための塗布剤除毛剤

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百科事典マイペディアの解説

脱毛剤【だつもうざい】

毛を化学的に取り除く際用いる薬剤。毛の角質を軟化させるナトリウム,カルシウム,ストロンチウム等の硫化物かチオグリコール酸塩をペーストやクリームに製剤したもの。局所に塗擦し,一定時間後に毛とともにぬぐい取る。
→関連項目脱毛法

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大辞林 第三版の解説

だつもうざい【脱毛剤】

腋下や足にはえた毛を脱毛する薬剤。除毛剤。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

脱毛剤
だつもうざい

毛を腐食して除去する剤で、主として美容のために用いられる。そのほか手術前の脱毛や、経皮吸収の実験のための動物の脱毛などの用途がある。脱毛には、化学反応によって毛髪の成分であるアミノ酸のシステイン結合を切断する化学的脱毛と、粘着性テープを皮膚にぴったりと張り付けたのち、そのテープをはがして脱毛する物理的脱毛とがある。化学的脱毛は、アルカリ剤、還元剤により毛の成分のS‐S結合を切断し、ふき取ることによって皮膚上から脱毛する。チオグリコール酸カルシウムを成分とするものが多く市販されている。そのほか硫化ストロンチウム、亜硫酸バリウムが使用されるが、バリウム塩は毒性が大きく、最近はあまり用いられない。脱毛クリームといってクリーム型脱毛剤が使われているが、ローション、パウダータイプのものもある。チオグリコール酸塩の反応加速剤としてチオ尿素、メタケイ酸ソーダなどが配合される。脱毛クリームは医薬部外品で、「エバクレームS」にはチオグリコール酸カルシウム、セタノール、プロピレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウムが含まれている。[幸保文治]

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世界大百科事典内の脱毛剤の言及

【脱毛】より

…手足や腋(わき)の下のむだ毛を除いて美しくすること。脱毛剤が一般化するまでは,かみそりでそっていた。脱毛には加熱溶融したワックスを塗り,固化したのち,はがすと同時に物理的に脱毛する方法と,チオグリコール酸カルシウムが,強アルカリ(pH9~12)のもとでは毛の主成分であるケラチンを還元し,溶解するという作用を利用した化学的脱毛方法とがある。…

※「脱毛剤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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