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自然増収 しぜんぞうしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自然増収
しぜんぞうしゅう

政府は予算編成に際し税収の見積もりを行なうが,当該予算執行中の経済情勢が想定されるよりも好調であった場合などは,既存の税制に変更がないにもかかわらず,税収が見積もりよりも多く上げられることがある。こうした決算税収の対当初予算超過を指して普通,年度内自然増収と呼ぶ。

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世界大百科事典 第2版の解説

しぜんぞうしゅう【自然増収】

国や地方公共団体の税収は,税制の変更が行われなくても,通常,名目的な賃金や企業利潤等の上昇により前年度に比べて増加する。これを自然増収と呼び,制度改正に伴う税収の増加と区別している。これは実質的な経済成長だけでなくインフレーションによっても生じるわけであり,この面からは経済の自動的安定化(ビルトイン・スタビライザー)の効果があるとされている。自然増収による税収の増加率を名目国民総生産の増加率(名目経済成長率)で割ったものは,税収のGNP弾性値と呼ばれている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

しぜんぞうしゅう【自然増収】

好況の影響で所得や消費が増え、租税収入が増加すること。

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