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自走砲 じそうほう self-propelled gun

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自走砲
じそうほう
self-propelled gun

戦闘車両の一種。通常,各種の砲を装軌車に搭載し,時速 40km前後の速度で機動できる。大口径の砲では戦車の車体を使い,砲塔式に掩蔽された戦闘室をもつものが多いが,戦車と違って砲塔が回転しないか,方向射角が小さい。

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デジタル大辞泉の解説

じそう‐ほう〔‐ハウ〕【自走砲】

車両に火砲を搭載したもの。牽引式の火砲に対していう。

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百科事典マイペディアの解説

自走砲【じそうほう】

原動機とキャタピラーを備え自走能力をもつ火砲。普通155mm以上の大口径のカノン砲または榴(りゅう)弾砲で,運搬のための軽快な移動性と短時間の準備で射撃開始できることが特色である。
→関連項目機械化部隊大砲

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世界大百科事典 第2版の解説

じそうほう【自走砲 self‐propelled gun】

各種の火砲を戦車や装甲車などの車体に取りつけ,自力で走行できるようにしたものの総称。搭載している火砲の種類により,自走カノン砲,自走榴弾(りゆうだん)砲,自走迫撃砲対戦車自走砲対空自走砲などと呼ばれる。また使用する車体(走行装置)の種類により,無限軌道(キャタピラ)を用いた装軌式,タイヤを用いた装輪式,前軸をタイヤとし後軸を無限軌道とした半装軌式に区分できる。自走砲の中には外形が戦車とよく似たものがあり,また対戦車自走砲を駆逐戦車と呼んだり,対空自走砲を対空戦車と呼んだりするなど,自走砲と戦車は混同されがちである。

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大辞林 第三版の解説

じそうほう【自走砲】

火砲を搭載した車両の総称。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自走砲
じそうほう

荒れ地でも移動できるように車両に装備された火砲。かつて大砲は移動に際し、人力や馬力に頼ったが、現在は自動車で牽引(けんいん)する。これに対し、砲と自動車を合体させたものを自走砲とよぶ。第二次世界大戦に出現した自走砲には対戦車砲搭載型と野砲搭載型があったが、戦後はおもに野砲搭載型を自走砲とよび、兵員保護のため装甲化された車体が主流になり、一見、戦車と見誤るスタイルになった。しかし、戦車は直接照準射撃(直接見える目標に対する射撃)を旨とするが、自走砲は間接照準射撃(地図の座標を利用する射撃)が主になる。最近は機動性に富む自走砲が砲兵隊の主流になる傾向がみられる。それは、情報機器の発達により、砲が1か所にとどまると目標となって容易に攻撃されるからである。一方、ヘリコプターで運搬できる軽量の牽引式砲も重視されており、複雑な様相をもつあらゆる戦闘場面に適した大砲が登場している。同じ大砲といっても、かつての鈍重なイメージは薄れつつある。[猪口修道]

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世界大百科事典内の自走砲の言及

【大砲】より

…砲架部は,砲身部を安定に保持する装置であり,照準するために砲身部を動かす俯仰装置や旋回装置,自動車またはトラクターにより牽引するための牽引走行装置等から構成される。なお自走砲では,車体部自体が砲架部としての役目をもつ。
[射撃]
 射撃する前に行う照準には,目標が砲から見えるときに行う直接照準と,目標が砲から見えないときに行う間接照準がある。…

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