日本歴史地名大系 「花背」の解説
花背
はなせ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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京都市北部、左京区の一地区。旧花背村。現在一般には住居表示その他「花脊」の表記が用いられる。かつての若狭(わかさ)街道は鞍馬から当地を経て小浜(おばま)に向かった。四方を山林に囲まれた山間の僻地(へきち)であるが、大堰(おおい)川の支流の寺谷(てらだに)川に沿って集落が点在し、国道477号が通り、出町柳よりバスが通じる。寺谷川に臨む大悲山(だいひざん)(747メートル)には峰定寺(ぶじょうじ)があり、懸崖(けんがい)舞台造の本堂(国の重要文化財)は、1350年(正平5・観応1)に建立されたわが国最古の舞台造建築という。そのほか、山村都市交流の森、花背山の家など自然環境を生かした施設がある。
[織田武雄]
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