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葉分析 ようぶんせきleaf analysis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

葉分析
ようぶんせき
leaf analysis

植物体の栄養状態を,葉の化学的成分を分析して診断する方法。土地養分の過不足による体内養分の変化が最も敏感に葉に現れる点に注目した方法で,おもに果樹栽培において施肥管理の参考とする。その方法は,発育正常な斉一な樹を5~10本選び,1樹から 10枚計 50~100枚ぐらいの葉数を試験材料にする。葉は樹冠の表面の生育中庸の不着果枝から,同齢の成葉をとる。その時期はウンシュウミカン,カキ7~9月,モモ6~7月,ナシ,ブドウ6~8月。それぞれ2~3回採葉する。葉分析の結果,樹木や果実の生育に必要な最低限の数値が,おもな元素について明らかになり,その対策も可能になる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

ようぶんせき【葉分析 leaf analysis】

栄養状態の診断のために葉を化学分析すること。栄養の良否は植物の生育にも重大な影響を及ぼす。そこで植物の栄養状態を調べ,なんらかの養分に過不足が生じているかどうかを診断することはたいせつである。植物の栄養状態の良否は葉に含有される養分量にも影響を及ぼすので,葉を化学分析して養分組成を調べると,養分の過不足状態を診断することができる。対象とする植物はなんでもよいわけであるが,果樹の場合は果樹園に生育している1本の木全体を採取して分析することは不可能なので,葉分析がとくに有効な手段となる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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