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虎徹 こてつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

虎徹
こてつ

[生]? 越前
[没]延宝5(1677).江戸
江戸時代前期の新刀名工。名は興里,のち剃髪して虎徹と号した。近江の長曾禰村に住し,のち越前,福井に移住,初め甲冑師を業とした。明暦年間 (1655~58) の初め 50歳を過ぎて鍛冶となり,江戸に移住して鍛刀。その作風は数珠刃,互の目乱 (ぐのめみだれ) に独特の技法を開拓して一世を風靡した。寛文 10 (70) 年頃が大成した時代で八十余歳で没した。銘は古鉄,虎徹,乕徹,虎入道と年代によって変化している。虎徹2代目に養子の興正 (おきまさ) がいる。

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デジタル大辞泉の解説

こてつ【虎徹】

[?~1677]江戸前期の刀工近江(おうみ)の人。甲冑(かっちゅう)師であったが、江戸に出て作刀に専念。数珠(じゅず)刃とよばれる刃文の作風を代表し、切れ味は鋭く、新刀第一の名工といわれた。長曽禰興里(ながそねおきさと)入道虎徹。

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百科事典マイペディアの解説

虎徹【こてつ】

江戸時代の刀工。名は興里(おきさと),通称三之丞。初め越前福井の甲冑(かっちゅう)師で,明暦(1655年―1658年)初めころ江戸に出て新刀の一流刀工となった。
→関連項目助広

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世界大百科事典 第2版の解説

こてつ【虎徹】

1605‐77?(慶長10‐延宝5?)
大坂の井上真改,津田越前守助広らとともに江戸時代を代表する刀工。長曾禰興里(おきさと)と名のり,入道して古鉄,虎徹と称した。とくに切れ味の鋭いことでは全刀工中第一といわれ,《新刃銘尽》《古今鍛冶備考》をはじめとする江戸時代の刀剣書に高く評価されている。実際,〈三ッ胴截断〉〈二ッ胴切落〉〈石灯籠切〉などと切れ味を誇る添銘した作が数多く現存している。もともと越前国福井の甲冑師であったが,明暦(1655‐58)の初め,50歳を過ぎてから江戸に出て刀工に転じており,〈延宝五年(1677)二月吉祥日〉紀の作をもって終わっている。

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大辞林 第三版の解説

こてつ【虎徹】

?~1677?) 江戸前期の江戸の刀工。近江国長曽禰村の人。甲冑師であったが、五〇歳前後で刀匠に転じ江戸に移住。切れ味の妙をもって一世を風靡。また、刀身の彫り物にも長じ、新刀最盛期の第一人者と称される。刀銘「長曽禰興里入道虎徹」ほか。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

虎徹
こてつ

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