蜂窩織炎(読み)ほうかしきえん(英語表記)phlegmon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

蜂窩織炎
ほうかしきえん
phlegmon

蜂巣織炎,フレグモーネともいう。皮下組織を主とする疎性結合組織の急性の化膿炎症。大部分はレンサ球菌ブドウ球菌の感染症である。病巣の皮膚にびまん性の発赤腫脹があって,境界が不鮮明なことが多く,熱感とともに疼痛がある。ペニシリンスルホンアミド剤などの化学療法が有効であるが,十分な効果を期待できない場合は,切開し排膿することがある。

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大辞林 第三版の解説

ほうかしきえん【蜂窩織炎】

皮下または筋肉・内臓周囲の組織が疎である部位(蜂窩織)に生じた急性化膿性炎症。ブドウ球菌・連鎖球菌などにより起こる。局所は赤く腫れて痛む。蜂巣織炎。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ほうかしき‐えん ホウクヮシキ‥【蜂窩織炎】

〘名〙 皮下および深部の粗糙(そぞう)な結締組織中に起こる炎症。炎症のひろがる様子が蜂の巣に似ているところからの名。蜂巣織炎。

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