chalcophile element
隕石質の物体が融解した仮想的な条件下で,硫化物相(主にFeS)に濃集する元素。V.M.Goldschmidt(1922)による元素の地球化学的分類の一つ。Cu・Ag,Zn以下の第12族,Ga以下の第13族,Pb,As以下の第15族,S以下の第16族に属する元素がこれに含まれる。これらは次の反応M+xFeS
xFe+MSx,xFeS+MOx
MSx+xFeOで右側が安定な元素にほぼ対応する。しかし安易な一般化は危険で,例えば火山岩中では,これらの大部分は主に珪酸塩あるいは酸化物鉱物中に含まれる。
執筆者:松井 義人
参照項目:親石元素
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
岩石などの硫化物層に集まる元素.S,Se,Te,Cu,Cd,Pb,Sn,Ge,As,Sb,Biなどがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…HSAB則による元素または配位原子の分類は,化学結合の本質的な把握をその根底に置くもので,この規則を巧みに適用すると,化合物の安定性,難溶塩の溶解度,反応速度,平衡位置をはじめ,元素の産状,鉱床の形成,元素の分配や輪廻(りんね)などに関し,広範囲に及ぶ統一的な説明・解釈が可能になる。軟らかい酸およびそれに類似した性質を示す中間の酸に属する金属元素は,毒性の強いものが多く,地球化学的には親銅元素と呼ばれるものがこれに相当する。
【元素の分布と分配】
隕石(いんせき)の分析結果や地震波の伝搬速度などから,現在最も確実と考えられている地球の構造は,中心部にある半径約3500kmの高密度の核,その外側のマントル層,地表から平均約33kmの厚さの地殻,およびそれを取り巻く大気から成る,およそ4種の同心球構造である。…
※「親銅元素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...