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諸白 モロハク

4件 の用語解説(諸白の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

もろ‐はく【諸白】

麹(こうじ)用の米と蒸し米のどちらも、よく精白したもので造った上等の酒。

出典|小学館
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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

もろはく【諸白】

岡山の日本酒。酒名は、当時の食物を記した江戸時代刊行の「本朝食鑑」にある酒の古称に由来。酒質は濃醇。大吟醸酒、純米酒などがある。原料米はおとめごころ、山田錦など。仕込み水は丹後山系の伏流水。蔵元の「苅田酒造」は宝暦8年(1758)創業。所在地は津山市勝間田町。

出典|講談社
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大辞林 第三版の解説

もろはく【諸白】

こうじ用の米と蒸して入れる米の両方に、精白した米を使ってつくった上等の酒。 ↔ 片白

出典|三省堂
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飲み物がわかる辞典の解説

もろはく【諸白】


日本酒の製法で、麹米(蒸して麹菌を培養し麹をつくる米)、掛け米(蒸して麹や酒母とともに発酵させてもろみをつくる米)のどちらにも精白した米を用いること。またこの製法でつくった上等な酒。現在は一般的な製法であるが、江戸時代までは精米技術がそれほど普及していなかったため、掛け米にだけ精白米を用いた片白呼ばれる濁り酒が主流であり、諸白は上等なものとされた。室町時代に奈良の僧坊で考案されたと伝えられる(南都諸白)。また江戸初期に摂津国鴻池村(現兵庫県伊丹市鴻池)の山中新六幸元が灰を用いて清澄する工夫を取り入れてこの製法を確立し(伊丹諸白)、上方から江戸に荷を送り出す「江戸積み」を清酒で初めて成功させたと伝えられる。伊丹はこれにより、江戸中期にかけて代表的な上級酒の産地として名をはせたが、同じ摂津国の灘で水車による精米技術が開発されると伊丹を上回る量を生産するようになった。⇒片白

出典|講談社
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