
儀なり。儿(じん)に從ふ。白は人面の形に象る」とし、重文二を録する。一は貌、一は
に作る。頁(けつ)は礼貌を備える形。公
に見えることを
(頌)という。「頌儀」とはその際の儀容をいう。形の似たものを貌似という。〔逸周書、
良夫(ぜいりようふ)解〕「王、貌して之れを受く」とは、外面だけの挨拶で、実意の伴わない意である。
と通じ、みたまや。
(ばく)と通じ、はるか。
(べん)をこの部に属する。
はまた弁に作り、籀文は上部を
(そう)に作る。
が弁冠の形である。また兜を皃に従う字として、白を人の頭に象り、皃と同じ意象の字とするが、白は兜の上部で兜
(とうぼう)首鎧(しゆがい)、その鉢形の象で、これも皃の形義をとるものではない。
に作り、
(ぼう)声に従う字に艸部・心部の字がある。艸部の字はまた
に作り、心部の字はまた杪に仮借して用いる。いずれも
遠の意がある。
▶・貌言▶・貌施▶・貌似▶・貌取▶・貌執▶・貌肖▶・貌象▶・貌状▶・貌色▶・貌寝▶・貌侵▶・貌相▶・貌態▶・貌托▶・貌短▶・貌定▶・貌徳▶・貌望▶・貌容▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…中国古代における公課徴収の前提となる集団的首実検。隋・唐の文献にこの語が現れ,貌は容貌の貌で首実検する意味の動詞にも用いる。隋・唐時代の公課である租庸調は丁男対象に賦課されたので,徴兵とともに丁男の把握が国家権力にとって必須であり,毎年県令みずから行うたてまえで,19,49,59歳の男子と79,89歳の男女を法定対象とするほか,中男と小男の一部も加えられ,姦欺の疑いある者はだれでも団貌に引き出された。…
※「貌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...