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賈逵 かき Jia Kui

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

賈逵
かき
Jia Kui

[生]建武6(30)
[没]永元13(101)
中国,後漢の学者。陝西の人。字は景伯。儒学をもって仕え,特に『左氏伝』『国語』に通じ,『尚書』と『詩経』との異本を校定した。その著に『周官解詁』『左氏解詁』などがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

かき【賈逵 Jiǎ Kuí】

30‐101
後漢の古文学者。字は景伯。劉歆(りゆうきん)に師事した父賈徽(かき)の学問を継承。とりわけ《左氏伝》に明るく,その注釈を著すとともに,《公羊伝》《穀梁伝》にまさる《左氏伝》の大義三十事をぬきだし,また漢王朝の劉氏が尭の後裔であって火徳であることの明証が《左氏伝》に存すると主張した。王朝公認の学問ではない古文学の専門家ではあったけれども,79年(建初4)の白虎観会議にも参加した。【吉川 忠夫】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

賈逵
かき
(30―101)

中国古代、後漢(ごかん)の思想家、訓詁(くんこ)学者。平陵(へいりょう)(陝西(せんせい)省興平県)の人。徽(き)の子。字(あざな)は景伯。幼少にして『左氏伝(さしでん)』および五経をそらんじていたという。劉(りゅうきん)に師事し、明帝(在位58~75)のとき、『左氏伝解詁』30篇(ぺん)、『国語解詁』21篇を完成して献上、明帝はこれを書写して宮中の図書館に所蔵させた。章帝(在位75~88)は優秀な学生を選抜して賈逵のもとに送り込み、『左氏伝』を習得させた。これから『左氏伝』は世に盛行するようになった。賈逵はまた『欧陽尚書(おうようしょうしょ)』『大夏侯(だいかこう)尚書』『小夏侯尚書』古文の同異および斉魯韓(せいろかん)三詩と毛詩との異同を撰(せん)して『経伝義詁』『論難』百余万言を著し、通儒と称された。官職は和帝(在位88~105)のとき侍中(じちゅう)に至る。『後漢書(ごかんじょ)』に伝記がある。『蒙求(もうぎゅう)』に「賈逵問事」の一段がある。[町田三郎]
『重沢俊郎著『左伝賈服注逸』(1936・東方文化研究所) ▽狩野直喜著『両漢学術考』(1964・筑摩書房)』

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