賠償問題(読み)ばいしょうもんだい

世界大百科事典 第2版の解説

ばいしょうもんだい【賠償問題】

西欧近代史において,主権国家間の紛争に戦争という形で決着がつけられた場合,交戦国の一方が他方に対して,戦争によって生じた損害を金銭,物品などで賠償するという慣行があった。戦勝国が敗戦国に償金indemnityを課す慣行は,17世紀以来,一般的な方式に展開し,19世紀には償金に関する規定を講和条約に盛り込むのが通常となった。国際市場の発展に応じて,国内の商品経済の柱である法体系に準拠し,償金金額の評価,支払いが行われた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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