赤泊[村](読み)あかどまり

世界大百科事典 第2版の解説

あかどまり【赤泊[村]】

新潟県佐渡島の小佐渡丘陵南側,佐渡海峡に面する佐渡郡の村。人口3342(1995)。村域の大半は山地で,野菜,果樹の栽培が行われるほか,沿岸漁業が盛んである。中心の赤泊港本土の三島郡寺泊町に最も近く(約40km),背後の小佐渡丘陵が冬の北西季節風をさえぎるため,古くから佐渡の玄関口となり,江戸時代中ごろには奉行役人などの渡海場としてにぎわった。その後も良港として栄えたが,明治初期に始められた両津((えびす))~新潟間の汽船航路が盛んになり,また小佐渡丘陵が国中平野との陸上輸送の障害となったため,寺泊航路は廃航状態となり衰退した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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