デジタル大辞泉
「赤色土」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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赤色土
せきしょくど
red soil
温暖で、雨の多い湿潤亜熱帯気候下の排水良好な所に発達する成帯性土壌(気候的土壌帯)で、鉄・アルミニウムの酸化集積物がB層を赤く特徴づけている土壌をいう。日本ではB層の色の違いにより、赤色土と黄色土に分類されるが、同じ土壌生成作用により、理化学性に大きな違いは認められないことから、現在では赤黄色土として一括命名されている。ただし、暗赤色の土壌や塩基飽和度の高い石灰岩風化土壌は性質が異なるため暗赤色土として分けられる。
[小山雄生]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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赤色土【せきしょくど】
湿潤亜熱帯の常緑広葉樹林下に生成・分布する土壌。表土は暗赤色で幾分腐植を含み,下部は赤色を示す。しばしば黄色(おうしょく)土に伴って分布し,一括して赤黄色土と呼ばれる。中国南部に広く分布,日本では東海地方以西に類似の土壌がみられるが,これは更新世の間氷期にできた古土壌という説もある。
→関連項目赤土
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赤色土
せきしょくど
red soil
亜熱帯多雨地域の広葉樹林下に発達する成帯土壌の一種。塩基の溶脱が激しく鉄とアルミニウムの二酸化物の集積によって赤みの強いB層が特徴的。高温のための腐植の蓄積が少いのでポドゾル化作用は起らず,ケイ酸の分解が進むアリット風化を受ける。温帯に位置する日本にもあり,東海,近畿地方以西に多いが,北陸や東北地方にも断片的に分布し,赤色風化殻として北海道にまで認められている。これらの赤色土は現気候下の産物ではなく,過去の地質時代の間氷期に生じた古土壌と判断され,最終氷期以後に成立した地形面には存在しないことがわかっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の赤色土の言及
【森林土壌】より
…気候の乾湿,寒暖は森林の形成,その種類ならびに森林土壌の特徴をも決定するほどの大きな影響力をもつ。日本の森林土壌のおもな種類は北海道のエゾマツ,トドマツ林下や本州高山地のハイマツ林下のポドゾル,ブナ林下の褐色森林土,シイ林下の黄褐色土,タブ林下の赤色土などである。このうち[褐色森林土]は日本の森林土壌の大部分を占め,乾湿の差により乾性褐色森林土,湿性褐色森林土などに細分されている。…
【赤黄色土】より
…西南日本の低山・丘陵・洪積台地上に広く分布している赤色または黄色の下層土をもつ土壌の分類学的名称で,菅野一郎によって命名(1961)された。下層土の色調のちがいによって赤色土群と黄色土群に細分され,両者の相違は局部的な内部排水の良否や母岩に含まれる含鉄鉱物の量質の差にもとづくものとされた。しかし下層土の色調の相違以外には下記のようなきわめて類似した理化学的性質をもち,しかも赤色土群と黄色土群は地理的に隣接して分布するので,赤黄色土という土壌型として一括された。…
※「赤色土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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