(読み)れん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


れん

天皇の乗輿の一つ。行幸の際,方形屋形を載せた (ながえ) を駕輿丁 (かよちょう) がかついだ。屋根に金銅鳳凰 (ほうおう) を置くものを鳳 (ほう) 輦,宝珠形を置くものを葱花 (そうか) 輦という。前者は天皇の正式の乗物

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大辞林 第三版の解説

れん【輦】

「手車てぐるま」に同じ。
「葱花輦そうかれん」「鳳輦ほうれん」の略。

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精選版 日本国語大辞典の解説

れん【輦】

〘名〙
① 人の引く車。手車。特に、天子の乗る車。〔詩経‐小雅・黍苗〕
② 土台につけた轅(ながえ)を数人で肩にかついで進行する乗り物。輦輿。天皇など特に身分の高い人の乗り物。
※儀式(872)一「是間斎女駕輦参社其行列也」
③ 特に、「ほうれん(鳳輦)」または「そうかれん(葱花輦)」の略。
※続日本後紀‐嘉祥三年(850)正月癸未「被太后命偁。吾処深宮之中。未嘗見我帝御輦之儀

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