遷宮・遷座(読み)せんぐうせんざ

世界大百科事典 第2版の解説

神殿の改修造営に際して,神霊を移すこと。この場合,遷伊勢神宮にのみ用い,一般神社では遷座といい,その祭儀を遷宮祭,遷座祭という。伊勢神宮では,7世紀後半の天武朝以来20年に1度〈式年遷宮〉が行われ,中世戦乱期に一時遅延したが,現在まで続いて行われている。古くは式日を外宮は9月15日,内宮は9月16日と定められ,これが例年神嘗祭(かんなめさい)に当たることから,神殿を新たにして行われる大神嘗祭としての性格を有している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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