浄土宗では「せんちゃく」、浄土真宗では「せんじゃく」と読む。法然(ほうねん)(源空)が、自ら主張した念仏を特色づけるべく創説した仏教の用語。詳しくは選択本願念仏という。浄土に往生(おうじょう)するために人が口に南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と唱える念仏は、阿弥陀仏が因位(いんに)(仏となる前の菩薩(ぼさつ)の位)にあって二百十億の諸仏願行(がんぎょう)のなかより選択された本願に基づく正定業(しょうじょうごう)(かならず極楽往生することが定まった念仏の行業)であるという。法然は『選択本願念仏集』を撰述(せんじゅつ)するにあたって、善導(ぜんどう)の本願念仏義のうえに選択の一義をたてて、選択本願念仏の一行を鼓吹し、さらに八種選択義を創説して、選択本願念仏を説き勧めることこそ弥陀・釈迦(しゃか)・諸仏の本意であると力説した。
[藤堂恭俊]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新