出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
生没年不詳。桃山時代の鐔(つば)工。絵風鐔の祖といわれ、鉄地に鋤出(すきだし)高彫りで山水、人物、道釈などを表した作品を残す。わずかに金銀象眼(ぞうがん)を施し、撫角(なでかく)形、木瓜(もっこう)形など多様な形の作風である。銘を「城州伏見(ふしみ)住金家」「山城(やましろ)国伏見住金家」と刻している。金家の製作年代には室町・桃山の2説があるが、伏見住の銘から豊臣(とよとみ)秀吉の伏見築城(1594)以降とみるのが妥当。鐔が刀装金具の一部から独立した美術性をもつに至る初期の名工として名高い。作品に重要文化財の達磨(だるま)図、毘沙門天(びしゃもんてん)図、春日野(かすがの)図、猿猴(えんこう)捕月図がある。
[小笠原信夫]
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…その初期には刀匠自身や甲冑師によって作られた鐔があるが,それらは鉄の板鐔で,小さな透彫(すかしぼり)を加えた程度の素朴な作であった。室町末期から桃山時代にかけて,山城国伏見の地に鐔の専門工として金家が現れ,鐔にはじめて絵画風の文様を表した。ほぼ同じころ尾張に信家がおり,鍛えのよい鉄鐔に,毛彫で文字や草花を巧みに表現した。…
※「金家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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