江戸時代初期の黄檗(おうばく)宗の僧。道光と称し,鉄眼は号,諡号(しごう)は宝蔵国師である。肥後国(熊本県)益城(ましき)郡の生れで,俗姓は佐伯氏。17歳のとき真宗の西吟に師事したが,1655年(明暦1)長崎に来日した隠元(いんげん)隆琦に参じ,ついで隠元の弟子木庵(もくあん)性瑫の弟子となり,その法を継いだ。68年(寛文8)大蔵経の開版を志し,広く募財活動を行って資金を集め,10年の歳月を費やして78年(延宝6)6万余枚の版木を完成し,それを収蔵する宝蔵院を宇治黄檗山内に創建した。これは鉄眼版あるいは黄檗版大蔵経と称され,版木が現存する。江戸青山の開蔵庵(のち海蔵寺)を創建するなど寺院の開創・復興に尽くし,また82年(天和2)の飢饉では大坂の難民1万人余を救済したといわれる。《鉄眼禅師仮字法語》などの著を残した。
執筆者:竹貫 元勝
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