雲南市(読み)ウンナンシ

デジタル大辞泉 「雲南市」の意味・読み・例文・類語

うんなん‐し【雲南市】

雲南

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雲南市」の意味・わかりやすい解説

雲南〔市〕
うんなん

島根県東部,斐伊川およびその支流流域に広がる市。南部に中国山地,北部に出雲平野があり,南で広島県に接する。 2004年大東町,加茂町,木次町,三刀屋町,吉田村,掛合町の6町村が合体して市制。中心部の木次は斐伊川本流と久野川の合流点にあり,江戸時代末期から河港町,市場町として発展。米作畜産のほか,野菜やブドウ,チャ (茶) の栽培が行なわれる。南部の山間地ではかつて炭焼きたたら製鉄が行なわれ,たたらの高殿 (たかどの) が残る菅谷たたら山内は国の有形民俗文化財。市の北部には景初3 (239) 銘の銅鏡が出土した神原神社古墳,および青銅製の銅鐸 39個が出土した加茂岩倉遺跡がある。湯村温泉海潮温泉などの温泉地があり,観光開発にも力を入れている。南西部の竜頭滝と八重滝付近は竜頭八重滝県立自然公園に属する。 JR木次線,国道 54号線,314号線が通り,松江自動車道のインターチェンジがある。面積 553.18km2。人口 3万6007(2020)。

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日本歴史地名大系 「雲南市」の解説

雲南市
うんなんし

2004年11月1日:大原郡大東町加茂町木次町飯石郡三刀屋町掛合町吉田村合併・市制施行
【大東町】島根県:大原郡
【加茂町】島根県:大原郡
【木次町】島根県:大原郡
【三刀屋町】島根県:飯石郡
【掛合町】島根県:飯石郡
【吉田村】島根県:飯石郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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