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三刀屋 みとや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三刀屋
みとや

島根県東部,雲南市中北部の旧町域。斐伊川の支流三刀屋川の下流域にある。 1928年町制。 1954年鍋山村,飯石村,中野村の3村と合体。 2004年大東町,加茂町,木次町,吉田村,掛合町の5町村と合体して雲南市となった。建久3 (1192) 年から天正 16 (1588) 年まで三刀屋氏8代の居城地で鎌倉時代以後,木次と並ぶ出雲南部の中心であった。大部分は山林で,林業のほか米作,タバコ栽培が行なわれる。和紙を産し,禅定寺峰寺などの古刹がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三刀屋
みとや

島根県東部、飯石(いいし)郡にあった旧町名(三刀屋町(ちょう))。現在は雲南(うんなん)市の中央部を占める地区。旧三刀屋町は1928年(昭和3)町制施行。1954年(昭和29)飯石、中野、鍋山(なべやま)の3村を合併。2004年(平成16)大東(だいとう)町、加茂(かも)町、木次(きすき)町、掛合(かけや)町、吉田(よしだ)村と合併、雲南市となる。斐伊(ひい)川支流の三刀屋川沿いに発達した雲南地方の中心在町(ざいまち)。三刀屋川沿いに国道54号が、斐伊川沿いに国道314号が通じ、松江自動車道の三刀屋木次インターチェンジがある。中世には三刀屋氏の居城があった。大正初期までは三刀屋川の舟運(高瀬舟)があり、三刀屋は上り舟の終点で問屋が多く、谷口集落で雲南地方の中心であったが、1914年(大正3)簸上(ひかみ)鉄道(JR木次(きすき)線)が木次町を通ったため衰退。農林業を主に養蚕、畜産も盛んであったが、近年は稲作が中心。兼業農家が多い。国指定重要文化財として、『絹本著色(けんぽんちゃくしょく)聖観音(しょうかんのん)像』(峯寺(みねじ)蔵)、『木造聖観音立像』(禅定(ぜんじょう)寺蔵)がある。ほかに、松本第1号墳(県指定史跡)などの遺跡や、雲見滝、三刀屋城跡などがある。[小松 聰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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