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食品衛生 しょくひんえいせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

食品衛生
しょくひんえいせい

食糧の生産から加工貯蔵流通,摂取までの段階において,食品安全性,健全性,および悪化防止をはかる手段をいう。食品は栄養があり,衛生的に安全であることが必要条件である。また食品を取扱う器具容器包装についても衛生的でなければならないし,加工中に添加するものに対しても安全が確保されなければならない。そのために食品の製造から消費までの衛生的な管理が必要で,日本では食品衛生法が 1947年に制定され,飲食による衛生上の危害の発生を防止している。

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百科事典マイペディアの解説

食品衛生【しょくひんえいせい】

飲食物による直接・間接の衛生上の危害を防止するために飲食物の監視を行い,食生活を安全な状態に保つこと。すなわち,飲食物の採取・製造・加工・貯蔵・運搬・包装・調理・販売の各段階において,病原微生物の汚染を防ぎ,腐敗・変敗を防止し,有害な化学物質の混入を防ぐためにあらゆる手段を講ずることである。
→関連項目HACCP

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栄養・生化学辞典の解説

食品衛生

 食品を安全に摂取するためにとられるあらゆる手段.

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世界大百科事典 第2版の解説

しょくひんえいせい【食品衛生 food sanitary】

人間の生命・健康の維持・増進のため食料品の無毒性など,安全性を確保することをいう。行政的には食品衛生法にもとづき,食品の製造,販売等に対する規格・基準の設定や監視業務を行うことをいい,厚生省公衆衛生局,都道府県衛生局等,保健所,市町村等に食品衛生課(または係)が設置され,全国に網羅されたネットワークがある。また,衛生試験所が国・地方自治体に設置され,食品衛生の検査業務の中心になっている。【豊川 裕之】
[食品衛生法]
 食品の安全性を確保し,飲食による危害を防止することは,人の生命・健康を守るうえで不可欠の要請である。

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世界大百科事典内の食品衛生の言及

【食品】より

…また食物については,〈食品と嗜好(しこう)品とを適当に配合して,そのまま食べられるように加工,調理したもの〉と定義して,食品と区別して扱うこともあるが,これらのいずれの語も,相互に本質的な相違があるわけではない。ちなみに〈食品衛生法〉では〈食品とはすべての飲食物をいう。但し薬事法に規定する医薬品及び医薬部外品は,これを含まない〉と規定している。…

※「食品衛生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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