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馬面 ばめん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

馬面
ばめん

馬のや鼻をおおう馬具の一種。防御と装飾を兼ねている。スキタイなどの騎馬民族が使用していたものが,中国に広まったものと思われる。革,青銅製。日本では古墳出土のものはごくわずかで (和歌山県大谷古墳) ,埴輪の馬にもその着装の様子を示すと思われるものが若干あるにすぎない。平安時代の唐鞍 (からくら) に着ける馬銀面と呼ばれ,鍍金銀製で額に挿頭花 (かざしのはな) を飾ることがある。 (→馬具 )  

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デジタル大辞泉の解説

うま‐づら【馬面】

馬のように長い顔。顔の長い者をあざけっていう語。うまがお。
馬面剝(はぎ)」の

ば‐めん【馬面】

馬の顔。また、馬のように長い顔。馬づら。
馬具の一。馬の額から鼻のあたりをおおうもの。装飾用と武装用とがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ばめん【馬面】

馬の顔面や額の保護を兼ねた装飾で,大別して額だけを飾る短いものと,額から鼻までの長手のものとがあり,まれな例としてパジリク出土の頭部全体を飾るものがある。中国では時代によって,当盧(とうろ),(よう),鏤錫(ろうよう)などの名称も用いられた。木,革,(ぼう),象牙,銅,青銅,金銅,銀,金など各種の材質が使われ,石を象嵌した青銅製品もある。東アジアから北方ユーラシア,西アジア,地中海世界に広く分布し,さまざまな形が知られている。

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大辞林 第三版の解説

うまづら【馬面】

長い顔を評していう悪口。うまがお。
「うまづらはぎ」の略。

ばめん【馬面】

馬のように細長い顔。うまづら。
馬具の一種。馬の額から鼻にかけておおうもの。唐鞍からくらの銀面など装飾用のものと馬鎧うまよろいの竜面りようめんなど武装用とがある。

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