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高等文官試験 こうとうぶんかんしけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高等文官試験
こうとうぶんかんしけん

第2次世界大戦前の高等官に任用される資格試験のことで,特権官僚の登竜門とされた。 1887年には文官試験試補及見習規則が公布され,奏任官に高等試験が実施されることになったが,当初,帝国大学法科大学,文科大学卒業生は試験を免除されていた。 93年に文官任用令文官試験規則が制定され,奏任官への任用は原則として高等文官試験によることとされ,無試験制度は廃止された。しかし帝国大学法科卒業生は試験科目,試験委員などにおいて圧倒的に有利な立場を占め,特権官僚の中核を形成した。

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デジタル大辞泉の解説

こうとうぶんかん‐しけん〔カウトウブンクワン‐〕【高等文官試験】

旧制で、高等文官の資格を得るための国家試験。高等試験。高文。

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世界大百科事典内の高等文官試験の言及

【公務員試験】より

…アメリカも猟官制度spoils systemを改革し,公開競争試験を規定した公務員法(ペンドルトン法)が83年に成立した。 日本では,87年に〈文官試験試補及見習規則〉が公布され,翌年には奏任官には高等試験(高等文官試験。いわゆる高文),判任官には普通試験が実施されるようになった。…

※「高等文官試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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