日本歴史地名大系 「高見島」の解説
高見島
たかみしま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
香川県北西部、備讃(びさん)瀬戸に浮かぶ塩飽(しわく)諸島の一つ。仲多度(なかたど)郡多度津(たどつ)町に属す。面積2.33平方キロメートル。開析溶岩台地(メサ)の一種で、最高点は297メートル。冬の季節風を避けて、風下側の東海岸に浜、浦、板持の集落がある。頂上まで段々畑で、ジョチュウギクなどが栽培される。農業は女性の仕事で、急な坂を作物などを頭上にのせて運ぶ「イタダキ」とよぶ風習があった。江戸時代に幕府から自治制度が許された塩飽七島に属し、人名(にんみょう)は77人を数えた。多度津港から高見島を経て佐柳(さなぎ)島に至る定期船便がある。全島が瀬戸内海国立公園域。人口68(2009)。
[坂口良昭]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
…〈しあくしょとう〉とも呼ぶ。おもな島は塩飽七島と呼ばれる本島(ほんじま),広島,牛島,手島(以上丸亀市),櫃石(ひついし)島,与島(坂出市),高見島(多度津町)である。古来,内海の水運の拠点であった。…
※「高見島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新