コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

魚眼石 ぎょがんせき apophyllite

4件 の用語解説(魚眼石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

魚眼石
ぎょがんせき
apophyllite

正方晶系に属する鉱物。 KFCa4(Si8O20)・8H2O 。無色,または白色,ときに淡紅色。ガラス光沢。硬度 4.5~5,比重 2.33~2.37。柱面がよく発達し縦に条線がある。劈開底面に完全。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ぎょがん‐せき【魚眼石】

含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物の一。正方晶系で、板状・柱状または錐状の結晶。無色または白色でガラス真珠光沢がある。劈開(へきかい)は完全。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ぎょがんせき【魚眼石】

澄んだ透明な青色などの美しい鉱物。フッ素魚眼石やソーダ魚眼石などがある。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

魚眼石
ぎょがんせき
apophyllite

層状珪(けい)酸塩鉱物の一種で、沸石類に外観は似るが、やや硬度が大きい。正方錐(せいほうすい)状または正方板状の結晶をすることが多い。フッ素よりヒドロキシ基の多いものが発見されてからは、この種を水酸魚眼石として別種に扱っている。一方、従来知られていたものはフッ素魚眼石とよばれ、現在では魚眼石は両者をさすグループ名として使われる。カリウムをナトリウムで置換されたフッ素魚眼石はソーダ魚眼石とよばれ、岡山県備中(びっちゅう)町(現高梁(たかはし)市)山宝(さんぽう)鉱山(閉山)で世界唯一の産出があった。普通、魚眼石グループは正方晶系に属するが、一部に斜方晶系のものがある。また、ソーダ魚眼石は斜方晶系に属する。玄武岩、安山岩、凝灰岩などの空隙(くうげき)中、花崗(かこう)岩ペグマタイト中、スカルン中に各種沸石、方解石などと共生して産する。熱すると薄片となって剥離(はくり)しやすいので、英名はその意味のギリシア語から命名された。[松原 聰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

魚眼石の関連キーワードクリストバル石硬石膏正方晶系タングステン酸塩鉱物単軸結晶緑泥石錫石二酸化チタン二酸化ゲルマニウムローソナイト

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone