鳩首(読み)キュウシュ

デジタル大辞泉 「鳩首」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゅ〔キウ‐〕【×鳩首】

[名](スル)《「鳩」は集める意》人々が寄り集まって、額をつきあわせて相談すること。「鳩首凝議」
[類語]相談打ち合わせ下相談談合示談話し合い合議協議商議評議評定ひょうじょう凝議ぎょうぎ内談用談来談商談額を集める膝を交える話し合う打ち合わせるはかはからう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳩首」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しゅ キウ‥【鳩首】

〘名〙 人々が集まって額を付け合うようにして、相談をすること。多く「鳩首密議」「鳩首協議」などのように下に語を伴って用いられる。
※火の柱(1904)〈木下尚江〉一八「扉を鎖して鳩首(キウシュ)密議する」
[補注]餌などに群がり集まるハト様子から生まれた言葉か。漢字の「鳩」には「あつまる・あつめる」の意もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鳩首」の読み・字形・画数・意味

【鳩首】きゆうしゆ

集まって相談する。

字通「鳩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android